幼児だからこそ、素朴で本物の環境を準備します。(ままごと道具や部屋飾り、手づくりの人形等)園にないものは園外に出かけ、見て、ふれて、五感を通し、実体験します。
茨城県産の木材を中心に、できるだけ自然素材を使って人にも環境にもやさしく、手触りもあたたかい園舎です。採光・通風も自然の力を活かせるようにしました。保育室の床はひのきの無垢材を使用しています。
保育室の暖房は安全・きれいな床暖房で深夜電力で蓄熱します。
ままごとの食器棚は、県産の木材を使用し、茨城県の「木づかい事業」補助金を得て作成しています。

自分達で作った野菜は、ピーマンもにんじんもトマトもとびっきりおいしい！
草取りや水やりは大変だけれど、食べ物がどこで、どうしてできるのか感じさせてくれます。食を大切にすることは命の大切さや感性をも豊かにすると考えます。子どもたちの調理室があります。
厨房完備して給食（週3回）を充実させています。作ってすぐに食べることで、おいしさと安全を守り、また作る人が身近にいることやおいしそうな匂いで食べることが楽しみになります。主食（ご飯・麺類）も入って完全給食です（食物アレルギーにも対応）

食べる、ねる、トイレにいく。　洋服をきる、脱ぐ、片付ける。　持ち物は自分で持つ。あまりにも日常的すぎてこのなかにある大きな教育力をわすれがちですが、これこそ基本の「基」　生きるために絶対しなければならないことは、自立、自律への第一歩です。そして一生の財産です。やさしく、根気づよく家庭と恊力しあって応援します。生活面が自立すると精神も身体も自由度が増していきます。

子どもは人類がたどってきた発展を短く急いで繰り返します。
 
幼児期はちょうど原始人の時代、それにふさわしい水、土、砂、木や草花で充分遊ぶことが必要です。土や砂は、働きかけると山や川になり、主体性、創造性を引き出してくれます。また、自分が自然に合わせて楽しむ芝すべりや水遊びは柔軟性や想像性を伸ばしてくれます。
自然の中で遊んだり、木造の園舎で生活することで、自分たちも自然の一部であり、さらに大切したいという気持ちが育まれていきます。

幼児期は思考回路を作る最も大切な時期です。　日常の会話をていねいに聴きとり、思考の広がりをうながす言葉がけに努めています。　絵本の読み聞かせ・素話・詩・言葉遊び・劇遊び・お話し会などで楽しみながら「言葉の数」を豊かにし創造と想像の世界を広げます。ことばは思考力、理解力、表現力、コミュニケーション力を高める最大の要素となります。
一日の活動をクラスで相談して決めることもあります。